データで見る結婚

データで見る未婚化・晩婚化と親の関わり|婚姻件数・初婚年齢・結婚の意思

公開 ・ 親縁(おやえん) 編集部

「最近の若い人は結婚したがらない」と言われることがあります。けれども公的な統計を見ると、結婚したい気持ちをもつ人は今も多数派で、「相手にめぐり会えない」ことが大きな壁になっている様子がわかります。この記事では、国の統計から結婚をめぐる数字を整理し、親としてできることを考えます。数字にはすべて、調査の年を添えています。

この記事の要点

  • 厚生労働省の人口動態統計(確定数)によると、2025年の婚姻件数は48万9,158組で、ピークだった1972年の109万9,984組の半分以下ですが、2024年に続き2年連続で増えました。
  • 2025年の平均初婚年齢は夫31.0歳・妻29.7歳(人口動態統計・概数)で、1995年の夫28.5歳・妻26.3歳と比べて夫は2.5歳、妻は3.4歳上がっています。
  • 2020年国勢調査をもとにした50歳時未婚割合は男性28.25%・女性17.81%で、1990年(男性5.57%・女性4.33%)から大きく上がりました(国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集2025」)。
  • 第16回出生動向基本調査(2021年)では、18〜34歳の未婚者の81.4%(男性)・84.3%(女性)が「いずれ結婚するつもり」と答え、25〜34歳が独身でいる理由の1位は「適当な相手にまだめぐり会わないから」でした。

婚姻件数の移り変わり

厚生労働省の人口動態統計によると、2025年の婚姻件数(結婚した組数)は48万9,158組でした。前の年より4,066組増え、2024年に続いて2年連続の増加です。それでも、もっとも多かった1972年の109万9,984組と比べると、半分以下になっています。

出典:厚生労働省「人口動態統計」。2025年は確定数(2026年9月公表)、それ以前は同省「令和7年人口動態統計月報年計(概数)の概況」第1表の確定数。
年婚姻件数
1972年(最多)1,099,984組
1980年774,702組
1990年722,138組
2000年798,138組
2010年700,222組
2020年525,507組
2023年474,741組
2024年485,092組
2025年489,158組

厚生労働省は、婚姻件数は昭和50年代以降に増えたり減ったりをくり返し、2002年以降は減る傾向が続いたあと、2024年から増加に転じたと説明しています。

平均初婚年齢は30歳前後に

はじめて結婚する年齢の平均(平均初婚年齢)は、この30年ほどで大きく上がりました。2025年は夫31.0歳、妻29.7歳で、どちらも前の年よりわずかに下がっています。

出典:厚生労働省「令和7年人口動態統計月報年計(概数)の概況」。2025年は概数(確定数の詳細は2026年11月公表予定)。各届出年に結婚生活に入ったもの。
年夫妻
1995年28.5歳26.3歳
2005年29.8歳28.0歳
2015年31.1歳29.4歳
2023年31.1歳29.7歳
2024年31.1歳29.8歳
2025年31.0歳29.7歳

都道府県別(2025年・概数)では、もっとも低いのは夫妻とも島根県(夫29.7歳・妻28.7歳)、もっとも高いのは夫妻とも東京都(夫32.0歳・妻30.6歳)でした。親御さんが結婚した頃の感覚で「もう遅い」と考えるのは、今の実態とずれているかもしれません。

年齢別の未婚割合と50歳時未婚割合

国勢調査をもとに、国立社会保障・人口問題研究所が年齢ごとの未婚の割合をまとめています。2020年は、30〜34歳の男性の51.8%、女性の38.5%が未婚でした。

出典:国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集2025」表6-24(総務省統計局『国勢調査報告』による)。2020年は不詳補完値に基づく。
年齢男性 1990年男性 2020年女性 1990年女性 2020年
25〜29歳65.1%76.4%40.4%65.8%
30〜34歳32.8%51.8%13.9%38.5%
35〜39歳19.1%38.5%7.5%26.2%
40〜44歳11.8%32.2%5.8%21.3%

50歳時未婚割合は、45〜49歳と50〜54歳の未婚割合の平均で、「50歳の時点で一度も結婚していない人の割合」の目安として使われます。

出典:国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集2025」表6-23(総務省統計局『国勢調査報告』により算出)。2015年・2020年は不詳補完値に基づく。
年男性女性
1970年1.70%3.33%
1990年5.57%4.33%
2000年12.57%5.82%
2010年20.14%10.61%
2015年24.77%14.89%
2020年28.25%17.81%

2020年には、50歳の男性のおよそ3.5人に1人、女性のおよそ5.6人に1人が未婚という計算になります。

それでも「いずれ結婚したい」人が多数派

国立社会保障・人口問題研究所の第16回出生動向基本調査(2021年)では、18〜34歳の未婚者のうち「いずれ結婚するつもり」と答えた人は、男性81.4%、女性84.3%でした。前回の2015年調査(男性85.7%、女性89.3%)より減ったものの、今も8割を超えています。一方、「一生結婚するつもりはない」は男性17.3%、女性14.6%でした。

独身でいる理由

結婚の意思がある未婚者に、今独身でいる理由をたずねたところ、18〜24歳では「まだ若すぎる」「必要性をまだ感じない」「仕事(学業)にうちこみたい」が上位でした。25〜34歳では「適当な相手にまだめぐり会わないから」がもっとも多く、男性43.3%、女性48.1%が選んでいます(3つまで選択)。

結婚の障害と、相手に求めること

出典:国立社会保障・人口問題研究所「第16回出生動向基本調査」第Ⅰ部 独身者調査の結果。結婚の障害は「いずれ結婚するつもり」と答えた18〜34歳の未婚者が対象。
項目(2021年調査)男性女性
一年以内に結婚するとしたら障害がある65.2%69.3%
障害として「結婚資金」をあげた47.5%43.0%
障害として「住居」をあげた22.6%20.9%
恋人または婚約者がいる(18〜34歳)21.1%27.8%

結婚相手に求める条件では、男女とも「人柄」がもっとも重視され、次いで「家事・育児の能力や姿勢」「仕事への理解と協力」でした。女性の70.2%が相手の「家事・育児の能力や姿勢」を重視しており、1997年調査の43.6%から大きく増えています。親の世代とは、結婚相手に求めるものが変わってきていることがわかります。

夫婦はどこで知り合っているか

同じ調査で、2018年7月〜2021年6月に結婚した夫婦の知り合ったきっかけを見ると、「職場や仕事で」が21.4%で、前回調査の28.2%から減りました。SNSやアプリなど「ネットで」知り合った夫婦は13.6%、「見合いで」「結婚相談所で」をまとめた見合い結婚は9.0%(前回6.4%)でした。

ただし、この期間は新型コロナウイルスの感染拡大で結婚そのものが減った時期を含むため、割合が上がっても数が増えたとは限らない、と調査報告書は注意をうながしています。それでも、職場や友人の紹介だけに頼らない出会い方が広がっていることは読み取れます。

データから親ができること

ここまでの数字から、親御さんにとってのヒントを3つにまとめます。

  1. 「結婚する気がない」と決めつけない。 2021年の調査でも、未婚者の8割以上が「いずれ結婚するつもり」と答えています。まずはお子さまの本音を聞くところから始めましょう。話し方のコツは子どもに代理婚活をどう伝えるかをご覧ください。
  2. 「出会いの場」を増やす手伝いをする。 25〜34歳の独身理由の1位は「適当な相手にまだめぐり会わない」でした。親ができるのは、結婚を急かすことより、出会いのきっかけを一緒に探すことです。
  3. 今の結婚観を知っておく。 初婚年齢は30歳前後になり、相手に求めることも家事・育児への姿勢などへ変わっています。親の時代の「当たり前」を押しつけないことが、話し合いをうまく進めるコツです。

出会いのきっかけの1つとして、親が先に動く「代理婚活」という方法もあります。たとえば親縁(おやえん)は、親御さんが登録してお相手の親御さんとやりとりし、お子さまご本人の確認と同意がないとプロフィールが公開されないオンラインの代理婚活サービスです。仕組みはご利用ガイドで紹介しています。

よくあるご質問

Q.2025年の婚姻件数は何組ですか?

48万9,158組です(厚生労働省「人口動態統計」確定数、2026年9月公表)。2024年の48万5,092組より4,066組増え、2年連続の増加でした。

Q.今の平均初婚年齢は何歳ですか?

2025年は夫31.0歳、妻29.7歳です(人口動態統計・概数)。1995年の夫28.5歳・妻26.3歳より、夫は2.5歳、妻は3.4歳上がっています。

Q.50歳時未婚割合とは何ですか?

45〜49歳と50〜54歳の未婚割合の平均で、50歳の時点で結婚したことがない人の割合の目安です。2020年は男性28.25%、女性17.81%でした(国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集2025」)。

Q.若い人は本当に結婚したくないのですか?

多くの人は結婚したいと考えています。第16回出生動向基本調査(2021年)では、18〜34歳の未婚者の男性81.4%、女性84.3%が「いずれ結婚するつもり」と答えました。

Q.独身でいる理由で一番多いのは何ですか?

25〜34歳では「適当な相手にまだめぐり会わないから」が最多で、男性43.3%、女性48.1%が選びました(第16回出生動向基本調査・2021年、3つまで選択)。

出典・参考資料

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